最近の女性は骨盤がゆるみすぎる傾向があります。 [ダイエット]

最近の女性は骨盤がゆるみすぎる傾向があります。
妊娠は太古より連綿と繰り返されてきたわけですが、昔の女性は厳しい生活条件の中で強靱な靱帯を授かりました。
これをゆるめるためのリラキシンなのですが、家事の機械化や女性の社会進出の結果、リラキシンは近年の女性の骨盤をゆるめすぎるのです。妊娠中の腰痛や臀部の痛み、足の付け根痛みなどは、リラキシンの分泌のせいなのです。

出産のために開いた骨盤は、産後約2ヶ月で元にもどろうとしますが、妊娠中に筋肉量が減ってしまうので、からだの各部分がたるんだままになってしまいがちです。
筋肉が減ると基礎代謝が低下してしまい、摂取したカロリーが消費されず、脂肪として蓄積されるため、益々体重がもどりにくくなります。
一方、この時期にからだの回復が一気に進むので、この時期をうまく活用すれば、妊娠前よりもきれいなプロポーションになれる可能性もあるのです。

骨盤が開いたままだと内臓も下がり、下腹部がポッコリしたり、お尻が大きくなったりします。出産前と同じ体重にもどっても、プロポーションはもう妊娠前とは雲泥の差。

産後ダイエットは体重を元にもどすことにばかり目を奪われず、骨盤と筋力や筋肉量をもどすことをまずめざすべきです。そうすれば自然に体が基礎代謝が増え、太りにくいからだになれるでしょう。

 

 


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