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胆石通カプセルのご使用前にお読みください [漢方薬のいろいろ]

 胆石通カプセルのご使用前にお読みください

成分:茵陳、黄衿、広金銭草、大黄、溪黄草、柴胡、枳売等。
効果:本品は6かヶ所の病院の胆石症、胆嚢炎患者354症例、そのうち胆石症207例、排石139例の臨床観察により、排石率は67.1%、総有効率は93.7%、胆嚢炎147症例は著効132例(89.8%)、胆石症、胆嚢炎に対して総有効率は96%であった。臨床資料により、排石最大者は4.0×3.5×4.0で、排石数量最多なのは0.5以上の結石26粒で、重さは25gである。排石の時間は一般的に1週間くらいで、服用してから三日以内の排石が最多である。一サイクルは10日である。胆石は排出されないか、または石が残っている場合は続けて服用してください。本剤を服用してから下痢、又は便通回数が多くなる現象があるかもしれないが、これは結石の排出に便宜なためで安心して良い。
適應症:胆石症、胆嚢炎、胆道炎。
使用:毎日3回、4-6錠/回。
注意:妊婦、消化道潰瘍、心臓疾患者禁用。
製造元:広東万年青制薬有限公司(旧:広東汕頭制薬厰)
服用量(目安)/月:11箱


散寒活絡丸の詳細説明 [漢方薬のいろいろ]

散寒活絡丸の詳細説明

散寒活絡丸の概説

 散寒活絡丸は北京同仁堂から造れた黒褐色の大蜜丸で、やや香りがあり、味が辛・微苦です。散寒活絡丸は風湿痛による肩背疼痛、手足の痺れ、腰腿疼痛、行歩困難などによく用いられます。

散寒活絡丸の成分

威霊仙(いれいせん)、烏梢蛇(うしょうだ)、しゃ虫、地竜(じりゅう)、独活(どっかつ)、羌活(きょうかつ)、荊芥(けいがい)、制川烏、制草烏、防風(ぼうふう)、香附子(こうぶし)、桂枝(けいし)

散寒活絡丸の働き

追風(風の邪気を追い出す)、散寒(寒さの邪気を追い出す)、舒筋(筋肉の動きを伸びやかにすること)、活絡(経絡の流れを活発にすること)の作用があります。

散寒活絡丸の注意事項

散寒活絡丸の使用前の注意

1、使用前に必ず添付されている説明文書をお読みください。 
  また、必要な時に読めるように大切に保管してください。 
2、用法・用量を厳守して下さい。

散寒活絡丸の禁忌

妊娠又は妊娠していると思われる人は服用禁止です。

散寒活絡丸の保管

(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に密栓して保管してください。 
(2)小児の手の届かない所に保管してください。 
(3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり、品質が変わります。)

散寒活絡丸の用法・用量

1回2丸を1日2回、水またはお湯で服用してください。 
服用の詳しい方:外包を割り、中の丸薬を小さく切り、数回に分けて飲んでください。或いはそのまま、かんで服用してください。

主成分は肺高血圧の治療にも [漢方薬のいろいろ]

主成分は肺高血圧の治療にも

よく知られるように、世界初のED治療薬バイアグラはもともと狭心症の治療薬として開発され、臨床試験で有効性が認められなかったものの、陰茎勃起という、思わぬ副作用がみられたため、ED治療薬に軌道修正して臨床開発が進められてきました。

このバイアグラの主成分シルデナフィルはその後、肺動脈性肺高血圧症という病気の治療にも有効であることが分かり、日本では2008年に承認され、レバチオという薬品名で商品化されました。

つまり、ED治療薬は単なる勃起障害や勃起不全にとどまらず、血流を増やし、血行を促すという働きを通して、心肺機能の向上、ひいては身体機能全般を活性化させるのに役立っているといえるのです。

ED治療薬を飲んで現れる身体の変化を主題としながら、主として心肺機能周辺の説明にスペースを割いたのは、その作用が血管の健康に深く関わっているからです。従って、飲んで現れる身体の変化も血流や血行に関係するものが多いのです。

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日本国内で片仔廣(へんしこう)買えますか [漢方薬のいろいろ]


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日本国内で片仔廣(へんしこう)買えますか?
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日本国内では片仔廣(片仔こう)は未承認薬であるため、一切、販売できません。丸薬については、密輸品や偽物が出回っているとの情報もあります。十分ご注意下さい。
販売者などの情報がありましたらご提供下さい。

なお、海外旅行の際に持ち帰る場合、または海外のお知り合いの方から購入するなどの場合でも?中国政府の発行する輸出許可証を個人名で取得しなければ国内に持ち込むことはできません。
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片仔廣(へんしこう)個人輸入って?
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未承認の薬であっても、個人用であれば、1人1回につき2ヵ月分以内(一般薬)の数量を輸入または持ち帰ることが認められています。
片仔廣の場合は、1回につき最大3箱(丸薬)までとなります。
本人以外への販売、授与は出来ません。あくまでも、個人使用分です。
ただし、ワシントン条約の制約を受けるジャコウジカの成分が含まれているため、輸入、持ち帰りごとに、中国または香港政府の発行する許可証が個人名で必要となります。この許可証がない限り、日本国内に持ち込むことは出来ません。税関検査により、返送もしくは廃棄処分となります。
現在、この片仔廣(へんしこう)個人輸入の代行業務を行なっているのは、雄九堂漢方専門薬局です。

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ワシントン条約とは?
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正式名称は「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」
(convention on international trade in endangered species of wild fauna and flora)。
野生動植物の国際取引が乱獲を招き、種の存続が脅かされることのないように取引きを規制するものです。日本は1980年に加入し、現在では140ヶ国以上が加盟しています。

保護の度合いに応じて、
「付属書Ⅰ?商業目的の国際取引を禁止)
「付属書Ⅱ?商取引に輸出国の許可証が必要)
「付属書Ⅲ?国ごとに品目を指定)
の3区分に分けられ、それぞれに品目が記載されています。

片仔廣(へんしこう)は「付属書Ⅱ」の区分にあたり、中国政府の発行する輸出許可証が必要です。輸出許可証はサイテス(CITES)とも略されます。

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「漢方薬」は、数千年にわたる [漢方薬のいろいろ]

「漢方薬」は、数千年にわたる
効き目や安全性に関する長い経験に基づいて、特有の理論体系を築き上げ、いくつもの生薬を組み合わせて調合されています。そのため、一つの漢方薬でさまざまな症状を治し、複合的な効果を期待することができます。

まさに、高齢社会を迎えている
いくつもの症状をかかえ、たくさんの薬をのまなければならないお年寄りに適した薬だといえましょう。 さらに「漢方薬」は、西洋医学では対処しにくい半健康状態から慢性疾患にいたるまで、広い症状に対処できるお薬です。 広く使われ、科学的な研究も進むようになってきて、「漢方薬」が今の医療にとって大切な薬であることが、西洋医学からも認められてきています。

現在、多くのお日常の診療で漢方薬を使っており
大学病院や総合病院でも漢方外来をもうける施設が増えてきています。

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(消渇病)糖尿病の漢方療法 [漢方薬のいろいろ]

 成人病の代表格といえば糖尿病です。百万人の病気ともいわれ、会社の健康診断で軽い糖尿病が発見されるケースは珍しくありません。この病気は、古人をも悩ませ続けたものとみえて、例えば紀元前1500年ごろのエジプト遺跡から出てきたパピルス紙にも“多尿?ロ渇?体重減少”という糖尿病特有の症状の記載があるといわれます。

 現代医学的に言えば、老化とともに全身のホルモンバランスの崩れから、血糖値の高くなるケースが多いとされています。全身のバランスコントロールを心がけるうえでも、漢方薬は格好のクスリとなるはずです。

 中国でも、紀元前500年ごろに著されたと伝えられる中国漢方のバイプル「黄帝内経」に、「消渇(しょうかち)」という病名が登場します。体力の消耗とノドの渇きが激しい疾患ということで、今日の糖尿病に相当するものだとされています。

 この「消渇病」の漢方療法が確立したのは、今から1000年ほど前のこと。糖尿病の三大症状といえば、ロの渇き、多尿、食欲の高進(重症では低下)の3つです。3症状の強弱によって処方も変わる。この中の、どの症状が最も強く出るかによって、消渇病を上消?中消?下消の3つのスタイルに分け、それぞれの漢方処方が考案されて効果をあげるようになりました。

 ロ渇の強さが特徴の上消タイプには、ノドの渇きをとる百虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)や八仙丸が効果的です。大半の糖尿病は、体液の消耗によるノドの渇きや、疲れ、精力の減退を訴えます。これはまさしく老化による腎(じん)虚の症状であり、このような場合には腎を補強し、体液を増す作用のある八仙丸の適応ということになるわけです。

 食べても食べても満腹感のない中消タイプには、食欲高進のもとになっている胃の熱をさましながら、体液を増すことが必要で、増液湯(ぞうえきとう)に黄連(おうれん)を加えて服用するのが一つの方法です。

 尿の多い下消タイプには、ほてり感が強いときは六味地黄丸を桑ひょう蛸(そうひょうしょう)、金桜子(きんおうし)などを煎じた液で服用するなどの方法があリます。とりわけのぼせ感の強いときは知柏地黄丸(ちばくじおうがん)が適しています。これら三つの症状は、同時にあらわれることも多く、その場合には前述した処方を組み合わせたり、各人に合わせた漢方処方を考えることになります。

 この病気は治りにくいものですが、食事や運動療法を取り入れて体調をうまくコントロールしていくなら、一病息災とすることも可能です。

漢方とはどのような薬なのでしょうか? [漢方薬のいろいろ]

漢方薬はいくつもの生薬を組み合わせて作られる薬です。

漢方薬は、数千年の年月をかけて、患者さんの症状に合った生薬の組み合わせ(処方)を生み出しました。それをもとに、日本の現状に合わせて発展させてきたのが、漢方薬です。

小さくきざんだ生薬を煎じてのむ、伝統的な煎剤もありますが、今、わが国で広く使われているのは、煎じ薬を乾燥させてアルミパックに入れ、持ちやすく、また飲みやすくしたエキス剤(医療用漢方製剤)です。

漢方薬の基本的な考え方は、人がもっている病気を治す力を高めることです。

よく「漢方」イコール「漢方薬」と思っている方がいますが、漢方薬は漢方医学という東洋医学の一部で、他に針灸、養生、按摩、気功?太極拳なども、漢方医学の治療法です。
これらはみな、誰もがもともと持っている、病気と闘い、治す力(自然治癒力)を高め、からだを整えることを基本にしています。

漢方薬は、一人ひとりの個人差を重視して、 使い分けています。

そのため漢方は、病名で診断することだけでなく、患者さん一人ひとりの体質や病気の状態を見きわめながら、最適な漢方薬を使い分けていく、いわゆる「オーダーメード」の治療だといえましょう。

ですから、同じ病気でも患者さんの状態によってのむ薬が違ったり(同病異治)、ひとつの薬がいろいろな病気に応用される (異病同治)こともあります。
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